第十一章 ニート生活と恋愛相談

ピースボートの世界一周から帰国の後、1ヶ月間は乗船メンバーと遊び呆けていた。ディズニーランドに行ったり、スポッチャに行ったり。学生の夏休みのような生活をしていた。

しかし、夢というのはいつか覚めるもので、現実として何かをしなければならない。仕事なり、バイトなり、お金を稼ぐ必要がある。そんな私は実家に帰ってニートを始めることになった。

ちょうど同じ時期、あるメールマガジンを登録し、購読していた。なんでもその人は自分のビジネスを持ち、パソコン一台で世界を旅行しているよう。なんとなく惹かれた私はそのメールを読み続けていた。

そしてある時、その人のビジネスについて内容を説明するメールが届いた。ネットビジネスでもアフィリエイトという種類のビジネスで、私にとっては見たことも聞いたこともないものだった。簡単に言うと自身でサイトを作り、そこで広告を張り出し、商品が売れればその手数料をもらうビジネスだった。

私はサラリーマン時代に定時に出退社することに嫌気が差していたので、パソコン一台で自由に仕事ができるアフィリエイトに興味を持った。

◯アフィリエイト、かく悲しき

結果から言ってしまうと、アフィリエイトは全く結果が出なかった。自分のサイトを作り、記事を書き、広告収入を待つ。最大で月収5万円まで売上が伸ばせたが、あまりの記事の量に1年半経ったころに辞めてしまった。1日1万文字を書いても結果が出ない…きっとやり方の問題なのだけど、私には合わないと判断した。

しかし、アフィリエイトをやっていて身についたことがある。それは文章を書くことと、その集中力。これらは時期に養われたものだ。朝起きて夕方寝るまでひたすらタイピングするという習慣は、今後きっと役に立つものだろう。

 

 ◯アフィリエイトと同じく始めた恋愛相談

自分のスキルを売り買いできる「ココナラ」というサイトを知ったのはニートを始めて半年後のことだった。たまたまテレビでやっていた。早速アカウントを作ってみた。そして、自分に何ができるかを考えてみたのである。

…そして、パッと浮かんだのが恋愛相談だった。かくして私の恋愛相談人生が始まるのである。

恋愛相談の初めてのお客さんは20代後半の女性だった。自分の理想の人に出会うにはどうすればいいのか?という相談内容。私は懇切丁寧に返事を書いた。気がついたら2000字も書いていた。そんな調子は今の恋愛相談まで続いている。

◯現状の恋愛相談について

2018年3月現在、恋愛相談の実績数は200件で、5段階評価で4.9をもらっている。これはひとえに自分のこれまでの人生で学んだものが軸になっている。まさか自分がここまで評価が高いのも最近知ったのだが、大変ありがたいことだと思う。そして、何が自分のスキルかなんてことはやってみなければわからないように思う。

今思えば高校時代、後輩から「恋愛マスター」と呼ばれたことがあった。その時は全く意味がわからなかったし、自覚もなかった。けど、今ならなんとなくその素質があったように思う。自画自賛しまくり。

◯まとめ

・一見、意味のなさそうに見えることも、続けてみると後々の役に立つことがある。

・恋愛相談も得意なんてことは最初からわからなかった。

・何事もやってみるに限る。

第十二章 同棲と自己肯定感へ続く