恋愛と禅

なにがきっかけか、禅に興味が出てきた。

そうそう、最初のきっかけはAmazonPrimeのPrimeJapanという日本を紹介するビデオだった。

「禅」をテーマに作られた1時間のビデオには、弓道のシーンが出てくる。

その時ナレーターが一言。

「達人は的に当てない。的が近づいてくる」

という言葉で、一気に禅に興味を惹かれた。

そんな流れで禅の本を読み始めた。

禅についてなんとなく感じているのは「人間は自然の一部」だということ。

木が土から成長し、緑の葉を出し、太陽の光を浴びて生きるように。

山の上流から海の下流まで水が流れるように。

人にも自然な流れがある。

恋愛相談をしていて私がやっているのは、「相談者にとって何が自然か?」を探すこと。

何にしても、苦しみや辛さが起こるのは流れに抵抗したり反抗したりするとき。

何かに意識を向けたり、そのことに影響を受けたり。

すると、自然な流れが不自然になってしまう。

そうではなく、相談者にとってこれまでの過去からどんな未来が自然な流れか。

これを探す作業が私の恋愛相談。

そして、面白いのは相談者が勝手に話し出して、自分で答えを見つけ出してしまうこと。

私はただ目の前に佇み、耳を傾けるだけ。

まるでお地蔵さんのように。観音菩薩のように。ただ在るだけ。

仏像の前でなんとなく心の内が出るのは、そういうことなのだろうか。

日々、私が意識しているのは価値判断をしないこと。

つまり是も非もなく、肯定・否定もなく、良し悪しもなく。

ただあるがままを観察し、受け止めること。

慈悲というのはこういうことなのだろうか。

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公開するか迷ったけど、私が恋愛相談で意識している大事なことなので公開しようと思いました。

恋愛は心理学のように思われるけど、それ以前に「人は自然の一部である」ということを前提に私は恋愛相談をしたいと最近思ったことでございます。